寿工芸のキューブ水槽「クリスタルキューブ300」は安さと質が均衡していた!
熱帯魚飼育において、一番必要なのはもちろん水槽です。
ただ、水槽と一口に言っても、30cm・45cm・60cm・90cmの規格水槽から25cm・30cm・45cmのキューブ水槽、はてはスリム水槽なんてのもあります。
サイズだけでなく、種類だけでも曲げガラスだの、アクリルだの、ガラスだの、フチありフチなしだのと種類が半端じゃなく多い。
そんな大量の水槽の中から今回は個人的に一番きれいに見えた30cmキューブ水槽を買ってみました。
商品名は「クリスタルキューブ300」というもので、コトブキ工芸が販売しているものです。
〇基本情報〇
【名称】
クリスタルキューブ300
【金額】
1400円(税抜き)
【購入元】
チャーム
【備考(自由記述)】
価格はセール価格
〇評価〇
【点数】
80点
【良い点】
写真では少し緑掛かって見えたガラスも実物はたいして気にならないほどのものであった。
蓋やマットが標準装備されているため追加購入の必要性がない。
製品自体がしっかりできているため安心して使うことが出来る。
低価格なため失敗覚悟で買える。
【悪い点】
さすがに重い。
蓋の隙間が広いため魚の飛び出しに注意しなければならない。
【総評】
はじめての熱帯魚飼育なら60cm規格水槽、と言われているがそうではないと思った。
ネットのどこを見てもそう書いているし、理屈もわかるのだが、30cmキューブ水槽でも良いのではないだろうか。
というのもキューブ水槽は30cmという少ないスペースながら45cm規格水槽並の水量を確保することが出来るため、管理に関していえば30cm規格よりだいぶましであるというのが一つ。
30cmキューブだと360°どこから見ても魚が美しく見え、水槽の完成度が高いように見えるため、今後も熱帯魚飼育をしていきたいと思う人にとって、夢中になれ、基礎を学ぶことが出来る場所になるということが二つ目。
60cm規格水槽より水量は少なく、掃除が楽なことや、底砂の量が少なくて済むこと、照明も高価なものでなくデスクスタンドでも見栄えが良くなることなど、多くの面で60cm規格水槽よりも金銭的に楽なことが三つ目。
以上のことから初心者さんは30cmキューブから始めても良いのではないだろうか。
それはさておき、今回レビューした「クリスタルキューブ300」は上記に示した初心者さんの入り口、およびエビ用水槽や稚魚水槽、水草ストック水槽など多くの面で利用機会があり、価格が安いため使い勝手が非常に良い。
フチなしガラス水槽のため見栄えが良く、ガラス面の色も写真ほど気にならないためお勧めできる。
当然ガラス水槽の宿命として重量があるという欠点は存在するが30cmキューブは60cm規格などよりはまだ軽い。
ただし、水や砂を入れれば当然動かくことなど不可能だと言うことは理解しておいてほしい。
この水槽は先ほど言ったように、初心者さんの入り口、エビ用、稚魚用、水草ストック、キューブに手を出したい人など、多くの人にオススメできる良い商品であった。